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Il me revient と Frederic BOTTON

情報・読み物 IL ME REVIENT 2005/03/23
Il me revient と Frederic BOTTON

リリー・マルレーンをふと思い出させる旋律。一体Toiとは誰なのか、工場はどこの工場なのか。どこへ連れ去るのか。お手上げだ。Francois Faurant氏に御教示を仰いだ。以下氏の返信より。『この曲は戦争中Isere県のSt.Marcellinで子供時代を送っていた頃のバルバラの体験に基づく。彼女は真昼間ドイツ兵に捕らえられ連れ去られていく若いレジスタンスの闘士を目撃したのだ。つまりこのシャンソンは彼女の目撃談。工場はSt.Marcellinの工場。Toi(あなた)とは、実際連れ去られ、そして恐らくドイツ兵に銃殺されただろう、レジスタンスの闘士』
何年たっても目に焼きついて、その場面が思い出から消えないのだろう。その青年の恐怖にゆがんだ顔がフラッシュバックして、クローズアップされる。そんな思い出がこの曲を生んだといえるだろう。曲には銃声を思わせるドラムの音が数回入っている。

フランソワ・モレシャンさんのお父様も、レジスタンスの闘士で、やはりドイツ兵達に連行され、半殺しの状態で帰宅されたらしい。[モレシャン談:徹子の部屋にて]
一方戦後、対独協力者だったと告発された人達も、人前で髪の毛を丸刈りにされ、全裸で市中引き回しにされ、また家に石を投げられたり、井戸に突き落とされたりしたという。[遠藤周作「フランスの大学生」より]

この曲の作曲はFrederic BOTTON。ちょっと調べてみると、Regineの「La Grande Zoa」の作詞作曲者でもある。実はこの「La Grande Zoa」BruxellesのBruxellesでの思い出の曲のひとつ。
Frederic BOTTON、この人の作品を最初に歌ったのはBarbara。そのタイトルは「Rue du chien qui fume」1957,8年の頃のこと。レクリューズのMarc & Andreに持っていったのだが「これはここの若い女の子、バルバラっていう子に歌わせたらいいよ」と言われた。今はもうないSaint-Michelのカフェ「Boule d'Or」でFredericはBarbaraと会う。一緒にレクリューズに行って彼女に歌って聞かせる。1週間後彼女はこの曲をレクリューズで取り上げた。Barbaraはこの曲をレコーディングしていないが、代わってCatherine Sauvageが持ち歌にして録音している。[注:「Catherine Sauvage,Serge GainsbourgとFrederic BOTTONを歌う」というCD(Rym Music 1999年)に入っている]

Helene HAZERA:自分の作品を初めて歌手にBarbaraに歌ってもらった時は嬉しかったですか。
Frederic BOTTON:勿論実際とても嬉しかったです。
H.H.:誰かが自分の作品を歌うのを聞くのは大変なよろこびでしょうね。
F.B.:バルバラとは沢山の機会があって、共作で外に3曲作って、彼女はその3曲共、録音していますよ。1曲は「彼らはまるで、水を飲むようにアブサンを飲む」という「Absinthe」もう1曲は「La Saisonneraie」最後の3曲目は「Il me revient en memoire,il me revient une histoire」という「Il me revient」です。これは彼女が作詞で僕が作曲です。この曲は彼女の最後のアルバムに入っています。ー[Les Amis de Barbara会報No.19より]
「La Saisonneraie」と「L'Absinthe」は72年3月7日発売のアルバム「La fleur d'amour」に収録されている。Martin Penetとのインタビューでは、この2曲についてFrederic BOTTONは次のように語っている。「思い出した。BarbaraとFrancoise Saganの別荘で再会したんだ。この2曲も実はそのときサガンの別荘で一緒に二人で作曲したんだよ」ー[Les Amis de Barbara会報No.19より]

Frederic BOTTONは4曲提供したと主張するが、我々が聞けるのは録音された3曲のみ。「La Saisonneraie」は、Bruxelles、Barbaraの曲の中でも好きな曲ベストテンに入る、かなり好みの曲だ。実は50曲ほど好きな曲があって、いつもそればかり聴いている。他のはあまり聞かない。新しいDSLのコーナーでは、今まであまり聞かなかった曲も積極的に取り上げていきたい。好みの観点から曲を選ぶつもりはない。


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