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小さな証言1,2,3

情報・読み物 小さな証言1,2,3 2005/03/16
人が語ることによってもう一度蘇えり動き出すバルバラ

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50年代の終わり頃です。とマダムMarie-Georgette Boyerは語る。夫はVitruve50番地のマダムSelfの家に石炭を配達していました。いつも奥さんは夫にこう言っていました。「娘の唄を聴きにいってくださいな。あのねえ、娘には才能があるんです。立派な歌手なんですよ」夫はいつも忙しくしていましたが、もともとミュージックホールが好きでバイオリンを弾きたがっていました。そしてついに我慢できなくて行ったんです。・・大きくて美人の娘さんでした。グラマーなね。私もよく彼女を見かけましたよ。Saint-Blaise30番地のうちの隣の靴屋さんの所に来てよく話し込んでましたよ。おしゃべりな靴屋さんでした。彼女はカウンターに肘をついて楽しそうに冗談を言い合ってましたよ」
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昔有料老人ホームの理事長の妻だった人の話。その老人ホームはバルバラの住むPrecyから数キロ離れたSeine-et-Marneにあった。バルバラは当時すでにかなり高齢だった叔母をこの老人ホームに預けていて、しばしば面会に来ていた。80年代の終わりの頃のこと。「彼女はメルセデスに乗ってね、アシスタントを連れて、そうね、1週間に数回きていましたよ」「車を降りて出てくるのはいつも彼女一人でした。黒い大きなサングラスをかけて顔を隠していました」「面会が終わるといつも私たちの事務所にやって来て夫や私と長く色々話しましたよ」「面会人のバルバラが帰った後、私も彼女の叔母さんの部屋によく行きました。するとね、その老女は姪のことを、そうね、まるで母親のように、とっても心配してるんですよ。そのようにお互い思いやっていました」
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Les Amis de BARBARAが2002年に企画した(立案者Jeanne Sudour)FEMME PIANOという展示会に現れた、まるで「Vienne」の歌に登場するようなあるオーストリアの老婦人の話。「国立図書館でね、揺籃期本(1500年以前に印刷された本)の展示会があったんですよ。身近に人の気配がしてギクッとしたんです。振り返ってみると、バルバラがいました。大きな目が涙で輝いていました。その目で私を見つめていたんです。『東ヨーロッパの出身の方ですか』と言いましたので、そうですと答えました。するとね、身を屈めて私にキスしました。私を見て彼女が子供の頃の(おばあちゃん)を思い出したんですよ。涙を流しながら立ち去りました。大きな黒いケープと黒い帽子をしたまま大急ぎでいなくなりました」それから何年もたった今、さらにか細くさらにやつれて、この老婦人は、今その目でバルバラを見ているかのように動揺して、こう話したのでした。
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[La Lettre des Amis de BARBARA NO.12 バルバラ友の会会報NO.12より抜粋]


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