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CORNEILLEの紹介(1)

情報・読み物 CORNEILLEの紹介(1) 2005/01/27
「アフリカの歴史から逃れて」

Corneilleといえば、ラシーヌ、モリエールとともに17世紀フランスの古典派の三大劇詩人の一人、Pierre Corneilleをまず思い出すが、まったく関係はない。カラスという意味もあるが、それも肌色以外には関係がない。
でも彼のことを書かずにはいられない。彼はデビューアルバム”Parce qu'un vient de loin"でいきなり大ヒットを飛ばした。この歌は、祖国ルワンダでの個人的な体験を歌っている。(皆さんご記憶だろうか?ルワンダの大殺戮を。)彼は声の素晴らしさと存在のカリスマ性で多くのファンを獲得している。最近カナダの国籍を取得した。

Corneilleは1977年3月24日ドイツのフライブルグで生まれた。本名はCorneille Nyungura。両親はドイツに留学中だった。Corneilleがまだ小さな時にルワンダに家族で戻った。ルーツであるルワンダで子供時代を過ごした。音楽には早くから目覚め好みはブラックアメリカン、プリンス、マーヴィンゲイ、スティービーワンダー。両親のレコードコレクションからは、ブラッサンス、アズナブール、ブレルなどにも親しんだ。早くから才能を示し1993年16歳で首都キガリのスタジオで自分の曲をレコーディングしている。ルワンダの国営TVにも出演した。新人発掘賞を受賞し運気は一気に昇り始めた。しかし数ヶ月後に悲劇が襲う。1994年4月兵隊たちが彼の家に押し入り、彼を除く家族全員を殺害した。ツチ族のお父さん、フツ族のお母さん、兄弟姉妹全員を。兵隊たちが踏み込む前にソファーに隠れて彼だけが命拾いをした。しかし今もこの恐ろしい体験の心理的後遺症に悩まされている。

この後Corneilleはザイールに逃れた(現在の民主共和国コンゴである)。ほかの国外脱出者達とともに長い長い道のりを飲まず食わずで歩いて歩いて。ザイールに到着すると、父母と親しかったドイツ人の夫妻に連絡をとる。ドイツ人の夫妻は直ちに彼を子供として引き寄せ、彼をヨーロッパに迎え入れてくれた。

1997年Corneilleは冒険に乗り出す。カナダで自分の運命を試そうとモントリオールに行く。コミュニケーション理論を学ぶ。しかし音楽への思いがよみがえりハイチから来た二人の友人とR&BグループO.N.E.を結成した。シングル”Zoukin"が早くもケベックでヒット。そのまま名を成しIsabelle Boulayなどのスター達との共演を果たす。2001年ソロに転身。デビューアルバム作りと平行して”Cocktail R&B 2002"には”Ce soir"を、また”Hip Hop Folies"には”Si seulement on s'aimait"を作詞作曲した。その間もケベック、そしてフランスでライヴをこなし、特に2002年7月La Rochelleの”Francofolies"では人気を博した。その年の10月Dave Stewart(元The Eurythmics)はパリのLe Reservoirでのコンサートに彼をゲストに迎えた。彼のレゲエのアイドルJimmy Cliffと共演することもできた。

2002年”Avec Classe"がフランスでの最初のヒットとなった。一方カナダのファンは彼のデビューアルバム、祖国の大虐殺を歌った”Parce qu'on vient de loin"の素晴らしさにすぐに気づいた。フランスのファンはこのアルバムを手にするのに一年待たなければならなかった。その中のシングル”Ensemble"は発売されるやいきなり39位にランクされた。しかしCorneilleがブレイクするのは2004年だ。”Parce qu'on vient de loin"と”Seul au monde"が大ヒットした。2003年1月にはアメリカ人歌手Cunnie Williamsの前座に、そして自身もフランスでのコンサート活動に励んだ。フランス映画”Taxi 3"のサウンドトラックとして”Laissez-nous vivre"のレコーディングもした。(つづく)


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