PLANETEに戻る

Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Michel Colombierバルバラを語る

情報・読み物 「CHORUS」1998年春号NO.23 2004/12/05
Michel Colombierバルバラを語るby Valerie Lehoux

「比類なき才能の持ち主・・」

この音楽家は60年代半ばにBarbaraと出会っている。それから長い共同作業が始まった。1966年から1972年の間Barbaraの作品のオーケストレイションを担当してきた。この長い期間の友情はアレンジャーMichel ColombierがUSAに去った後も、弱ったり鈍ったりすることはなかった。Michel Colombierは今日、映画音楽、バレエ音楽の作曲で大活躍している。以下「CHORUS」のためにバルバラの思い出を証言してもらった。

:アーティストユニオンの祝祭で、パリのオペラ座で出会いました。バルバラは子供用のピアノを前にして、僧服を着たコーラスを従えてビートルズの「Yesterday」を歌いました。この特別な公演の後、一緒に仕事をしたいと言ってきました。当時の彼女のアレンジャーの一人が、彼女の作品は音楽理論に合わないと言ったそうです。彼女は僕に、その辺を正しく訂正して欲しいと言いました。僕は拒否しました。彼女のシャンソンはそのままで、完成されているのです。僕が変形させてはいけないんだ。あっちで少し長すぎたり、こっちで音が不足したり、そんなことは訂正すべきではない。Barbaraの作品は非常に個性的で、学術的理論を持ち込んで変質させるべきではないのです。個性を活かすようにアレンジすべきなんです。

:Barbaraの才能は特異で、比類がない。BarbaraをGainsbourgと比べても意味がないのは、BrassensをBrelと比べても意味がないのと同じです。彼らには全く途方もない天賦の才能があるのです。仕事のやり方に関して彼らには共通点がありました。仕事に対する愛情の寄せ方、同様の気難しさ、そして時間を気にすることなく、仕事に費やすやはり同様な熱情。さらに期待した結果に到達した時に味わう同種の喜び。すべて僕にとっては素晴らしい共同作業体験でした。Barbaraはすべて僕の自由にさせてくれました。一般的に言って、僕が彼女に提案することには、常に同意してくれました。

:彼女の想い出は特筆すべきものもありますよ。ある日、たとえば、アルバムを締めくくるために一曲足りなかったことがありました。彼女は引き出しを手探りして、そこから古い曲を取り出しました。そしてそれをちょっとベートーベンの月光のソナタ風に弾きました。
彼女の運転手のピエールが、そのカセットテイプを僕のところに持ってきて、僕の目を真っ直ぐに見つめてこう言いました。「これをヒット曲に仕上げてください。うちのパトロンのために、あなたにお願いしたいのです」!明らかに彼女が使いを寄越したのではなく、彼が彼女が大好きで自発的にやって来たのです。・・その曲がその後どうなるか想像もしませんでした。アレンジを引き受けました。それがあの「黒いわし」ですよ。

:Barbaraは女性としても並外れていました。非常に人間味があり、良い時も悪い時も心理的に身近に感じられるところに居てくれます。僕の息子、Emmanuelは5歳で亡くなりました。彼女が全部面倒を見てくれました。やって来て、妻を慰めるために、衣類を整理してくれました。それから手続きの用紙の書き込み等もしてくれました。Bagneuxに墓地も選んでくれました。彼女の母上の墓地からそう遠くないところです。・・彼女もそうです、そのBagneuxのお墓に入っています。僕がフランスを離れた後も一緒に仕事をしていますよ。1981年のアルバム「Seule」。そして86年のNew Yorkでの舞台。メトロポリタンオペラ劇場で文化的大イベントがあって、Baryshnikoffが彼女のファンでどうしても彼女に歌って欲しいと言ったんだよね。あのね、彼はフランス語をBarbaraのレコードを聴いて学習したんだ。彼女はパリからやってきた。20年前と全く同じ、お互いにとってお互いが何も変わっていなかった。
実のところ、大好きな人達と一緒に仕事をするのはいつも、変な困難がないんだよ。楽しくて容易い。僕は彼女を好きだし。そう、彼女は非常に非常に並外れて偉大なアーティストだったよ。(おわり) Traductrice:Bruxelles


コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://musiccrosstalk.blog7.fc2.com/tb.php/39-503ee36f

«  | HOME |  »

2017-08

  • «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »

MONTHLY

CATEGORIES

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

Bruxelles

Bruxelles

FC2ブログへようこそ!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。