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Jeanne Moreauバルバラを語る

情報・読み物 「Inrockuptibles」1997年12月3日 2004/11/30
Jeanne Moreauバルバラを語る by Christophe Conte

「樹木を贈りあっていました」

Barbaraとは10年くらい前からの知り合いです。何度も何度も会いたいということをお互い言っていましたが、結局旅の途中で出会いました。その日以来仕事とは無関係の、人と人との心の通じる関係を築いてきました。彼女を知る前、彼女は私にとって秀逸な人物の見本のような人でした。バルバラと仕事をしたことがあるという理由で、私のシャンソンのアレンジャーを選んだこともありました。彼女は友情の手本のような友情を示してくれました。彼女は100%誠実な人で、その誠実さは、ほとんど何かの破壊者になりえるほどでした。決して媚態を示す人ではありません。社会活動をしていても人との関係で決して扇動するようなところはありません。彼女を語るとき、黒色の光、と人は表現しますが、私は、明るく透明な光を連想します。人が思っているのとは、むしろ逆です。外見的イメージは確かに、非常に暗がりを感じさせますが、実際内面は輝く太陽の光のような人です。
作品においても人生においても常に彼女は、本質に触れるものを求め続けていました。私生活の彼女を知っている人なら、みんなそういう印象を持っているでしょう。世間の噂には、とらわれない人です。彼女が一番重要に考えるのは、前に進むこと、常に人々の心をつかみ、人々を理解するために出発しようとすることでした。また、決して憂愁にとらわれる人でもありません。
まったく反対で笑うのが好きで、むしろ時にはからかい好きの方だったといえるでしょう。ある種の豊かな想像力に恵まれていなければ、こういう性格にはなれないでしょう。女優である私にとってさえ、彼女の女優としての潜在能力には本当に目を見張るものがありました。私なら、勇気を持ってそこまで出来ないだろうと思うことを、彼女はしていました。彼女は彼女の奥深くに潜んでいる豊かさを、まるで錬金術師のような見事さで汲みだし引き出しさらに高めて提示し、無限の気前よさで、人々と分かち合うという途方もないマジックのノウハウを持っていました。でも、私と比べれば、私の方が快活でしたが、彼女は老いる、とか死ぬとかに対しては、思い悩まずに平然としていました。
恋やその他いろんな事を笑いながら話し合っていましたが、めったに仕事のこと、人生の悩み等は話しませんでした。お互い会うときは、二人とも快調な時でした。何か行き詰っている時には決して会いませんでした。調子が悪いとき、不幸が去るまでじっと閉じこもっている人です。私もそうです。時々Faxのやり取りもしていました。二人とも夜中にFaxを送ります。目を覚ました翌朝一番に読んでもらえるからです。彼女の死を知った時真っ先に思い出したのはFaxのことでした。この二人の奇妙な習慣、そして彼女の筆跡。バルバラと私はね、お花のやり取りではなく、いつも樹木をプレゼントし合っていました。最近巨大なオレンジの木を贈ってくれました。一段落したら、彼女に最後の樹木を一本届けたいと思っています。今朝どれにするか、もう決めました。(おわり) Traductrice: Bruxelles          


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