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「Roland Romanelliバルバラを語る」

情報・読み物 「CHORUS」1998年春号NO.23 2004/11/29
「Roland Romanelliバルバラを語る」 by Valerie Lehoux

「全部彼女から学んだ」

二人が出会ったのは定められた運命だったのだろう。’66年リサイタルの前日、Barbaraは即刻Joss Baselliの代わりが必要になった。彼女は新人のアコーディオンのコンクールから頭角を現した若い男性に電話した。Roland Romanelli、20歳。二人の間には相互理解があっという間に浸透していった。彼は彼女の伴奏者になる。まずアコーディオン、そしてシンセサイザー。1981年Pantinの大観衆を前に彼女は彼に最大級の賛辞を贈った。心から感謝を込めて、ロマネリをこう紹介している。「14年間の真心をいただいています。彼は計り知れない豊饒な才能の持ち主です・・」

全部彼女から学びました。彼女が僕を作りました。音楽という境界を越えて。彼女から最初に電話があったとき、冗談と思いました。僕は20歳で、パリに出て8ヶ月目でした。僕の最大の狂気のような夢は彼女の伴奏者になることでした!だからそのときの電話を・・僕は一生忘れないでしょう。
Barbaraはすぐに僕を信頼してくれました。彼女は僕を呼び出し、僕の手をとり言いました。「心配しなくてもいいのよ。万事うまくいくわ」彼女は何よりまず作品を聞くことを要求しました。Barbaraは直観でクリエイトする人です。彼女が演奏するとき、声と歌と、歌詞とそして彼女の存在とに全く同質の息遣いがあるのに気づきます。すぐにお互いを理解しあうことが出来ました。ほとんど一体でした。彼女の体調がいいとき、僕もそうですし彼女の体調が悪い時は、僕もそうでした。一緒に仕事をするときは時刻などは存在しません。彼女の家の仕事場では、夜も昼も区別はありません。彼女は彼女自身のバイオリズムで、激しく情熱的に仕事をします。作曲するときは、ものにとりつかれたように延々と続けます。ひとつの新しい曲を作るときは、いつも必ずその新作品を今までの中で最高のものにしたいと望んでいました。
ステイジ上では自由で何でもありでした。彼女は話し始めることもあれば、曲順を自由に変えますし、いきなり歌うのを止めたり、これをしてはいけないという怯えは何もありません。・・僕たちの間には強い信頼がありました!新しい試みは何でもさせてくれ、その点僕も自由でした。順風満帆でした。
ある日ツアー中、強い痛みを感じたことがありました。公演の数時間前でした。夕方の公演の時間になると不思議にも痛みが消えました。けれど幕が下りるとまたすぐに強烈な痛みが・・。朝の6時に腹膜炎の手術をしました。こんな感じですよ。リサイタルの間は、彼女のそばで演奏している間は、いつも痛みなど消えてしまうくらい、緊張感と集中力が凄かったのです。

別れたのは、Lily Passionの時です。レコードを皆で準備していて、僕はそのスタジオで皆でやっていることがどうも気に入りませんでした。彼女は僕の気持ちを知り、それを悪く取って、そして僕は去りました。この別離に至るだろう雰囲気的なものは数ヶ月前から確かにありました、今から思えば。20年間を共にすること、20年、長い年月です。彼女はいつかこんな事を言っていました。「きっと私達、二人の歴史の一番美しい頂点で、別れるかもね」そして、それが事実になりました。頂点の一番気持ちが高まった時に、それゆえに。僕たちの別離は最高の思い出だけを残して終止符を打つための、彼女の僕への贈り物だったのかもしれません。(おわり)  Traductrice:Bruxelles
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1978年のオランピア。劇場正面上部の大看板に赤字でBarbaraはスター出演者名をこのように掲示させた。
[BARBARA et ROLAND ROMANELLI]
驚いている彼にBarbaraは言った。「当然よ。二人で作ったステイジなのだもの」  (追記)


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