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私自身のためのシャンソン(5)

情報・読み物 私自身のためのシャンソン(5) 2004/10/25
Liliane Benelli

バルバラが天使の顔を持つピアニストと「Il etait un piano noir」に紹介したLiliane Benelliはバルバラより3年遅れて1961年にL'Ecluseに、Georges Delerueの紹介で入店。元々はクラシックを志した音楽院の出身者。バルバラとはすぐ仲良くなり伴奏者を務めただけでなくバルバラのために2曲作曲をしている。ともに1963年で1曲は「Ni belle ni bonne」もう1曲は「Ce matin la」

Serge Lamaは1964年2月11日21歳の誕生日に審査員でもあったバルバラにその作曲の才能を認められてL'Ecluse のオーディションをパス。Serge Chauvier改めSerge Lamaの登場となる。

1965年8月16日BarbaraはChalon sur Saoneの街で出演中だった。公演が終わるとアシスタントがやってきてSerge LamaとLiliane BenelliがAix en Provenceへ向かう途中事故を起こしたとBarbaraに告げた。

LamaとLilianeはマルセル・アモンの前座として地方巡業に出ていた。1965年8月12日夜、事故は起こった。運転していたのはエンリコ・マシアスの兄弟ジャン・クロード・マシアス。彼とリリアンヌ・ボネリが即死。ラマは顎が砕け右足は折れ、脾臓は破裂し,鎖骨は砕け左足は麻痺するという瀕死の重症を負う。リリアンヌはラマのフィアンセだった。そしてL'ecluse時代のバルバラの親友でもあり、初期のバルバラの詩に曲を提供した数少ない作曲者の一人でもある。「私自身のためのシャンソン」にも「Ni belle ni bonne」を提供していた。バルバラのショックはいかばかりだったろう。もうリリアンヌと楽しいピアノを弾くことは出来ないのだ。

1965年9月30日Blanquiスタジオにて録音された曲こそ、バルバラが、Liliane Benelliに捧げた「Une petite cantate」。完成した直後に一発録音され、記録では同日発売されたことになっている。この曲の入ったLP「BARBARA」は「私自身のためのシャンソン」の次のLPである。以来コンサートではバルバラは常にLilianeとともにあり(つまりこの曲を欠かしたことはなく)Lilianeはこの曲と共に永遠の命を得ている。

ACC大賞を受賞した「私自身のためのシャンソン」の授賞式はOrsay宮殿で行われた。バルバラはその賞状を4つに切り裂いて、感謝の印としてレコード制作に協力してくれた音楽技師たちに手渡した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Barbaraのキャリアを俯瞰で見ると「Dis quand reviendras-tu?」「Barbara chante Barbara」そして64年10月11月のGeorges Brassensの元にでたBobino、この3つがホップ、ステップ、ジャンプといったところではないだろうか。その後はBobino ,オランピアの大スターとなり、70年の「黒いわし」の大ヒットまで一気にのぼりつめる。レコード的にそして表現者としてその後の5年間が黄金期、と見てはどうだろうか。ブラッサンス、ブレル、あるいはベルエポックの曲を歌っていたバルバラをその揺籃期としてみたならばの話であるけれども。
60年の「Barbara chante Brassens」(ADF大賞受賞)をホップとする見方もあるし、人気的に見れば、81年のPantinをステップとする見方もまた可能かも知れない。
今回は実は私自身ほとんど今まで無視していた「Barbara chante Barbara」にスポットを当ててみた。よりよい俯瞰が出来るよう、機会があれば、さらなる新たな検討を重ねてみたい。(おわり)

コメント

「chante Barbara」手に入る情報欲しい

「バルバラ/私自身のためのシャンソン」もし手に入る情報があればぜひ教えていただきたい
タイトルまちがってました

CDのことならCD shopに。何しろ専門ですから。サイトのリンクにあるvelvet moonとか、お電話されたらいかがでしょうか。
連絡先をわかりやすくお書きになれば、このサイトに来る方からも情報が届くかもしれませんよ。自己紹介をした上で、少し詳しく状況をお書きになれば、可能性はUPすると思います。

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