PLANETEに戻る

Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

15. Milord par Moustaki et Monnot

微妙なFilmを発見した。
Monnot- Piaf- Moustaki「Milord」 トリオが勢揃い。
これは1960-11-14の番組。1960-12-29のオランピアのプログラムは既に決まっていたのだろう。大人のMargueriteは時に微笑むが、全体的に顔が引き攣っているのがわかる。微妙で貴重なFilmだ。このあと一年も経ずしてMargueriteは帰らぬひととなった。その丸二年後にPiafもこの世を去る。
「Milord」par Edith Piaf;

意外にもMargueriteはClaude Nougaroの歌詞に2曲、曲をつけている。
Parisに出てきたClaude NougaroはAvenue des Termesに両親と一緒に住んで、あちこちのシャンソニエで歌っていた。
ある日206boulevard RaspailのMonnotの住所に”Mephisto"と”Le Sentier de la guerre"を送ってみた。もちろん返事はさほど期待していなかったが、自分の電話番号Etoile 43-07を書き入れておいた。
3日後電話がなって、とってみたらMargueriteからだった。「あなたの詩を見てすぐにイメージがわいたので曲を作りました。聞きにいらっしゃい」
翌日夢ではないかと思いながらもMargueriteの家に行った。
Pleyelの栗色のピアノの上にはChopinの楽譜があって、そこでMargueriteはClaudeに出来上がった曲を弾いて聞かせてくれた。ただ、ClaudeはPiafが歌ってくれると期待したのだが、”Mephisto"はMargueriteの夫、Paul Periによってレコーディングされたのだった。

小さなエピソードはこれくらいにして、MilordとMoustakiに話を進める。
Georges Moustakiは1951年ParisにやってきてYves Montandのギタリストで作曲家でもあるHenri Crollaの紹介でPiafと知り合い、boulevard LannesのPiafの家で1年近く一緒に住むようになった。Piafがいろいろシャンソンや歌詞についてアドバイスしたのは言うまでもない。
PiafとMoustaki、出会った頃
Moustaki

ある歌詞のアイデアをPiafが出してMoustakiの宿題にした。あるレストランのテーブルクロスに”Milord"の文字を見つけたPiafが「Milordからアイデアをスタートさせてみては?」とMoustakiに言った。
Moustaki :: Cannesに行く途中でホテルで休息する時間があった。スイートに泊まっていて、僕は僕の部屋に行った。例のMilordの文字のあるテーブルクロスが部屋にあったので、気分が乗ってきて自分でも驚くくらいにすらすら1時間くらいで歌詞が書けた。そしてPiafの部屋に見せにいった。彼女は僕が仕上げてくるのを待っていたようだった。全然驚きもしないで。実際テイブルクロスを僕の部屋のその場所に置いたのは彼女だったんだ。2,3箇所彼女が書き換えた。その後、ベルギーのSPAに温泉療養に行っているMargueriteにすぐに電話して、郵便で歌詞を送ったんだ。それから、ある日Margueriteが曲を持ってきたんだ。いつものように恥ずかしげになかなか見せようとしない。「早く見せて」と催促する必要があった。まず意見を求めて彼女はPiafに見せようとした。彼女は謙虚で内気だった。で歌詞を最大限に活かせるために、曲を2曲も書いてきたんだ。もし一方が気に入られなかった場合を想定していたんだ。ピアノのある部屋でPiafにそっと見せていた。二人で意見を交わして、決めてから僕のところにやってきて、Piafがそれを僕に歌って聞かせた。僕はもう一方も聞きたいと言った。「その必要はない」とPiafは言ったが僕が押し切った。そしたらまたピアノのある部屋に行って、もうひとつの楽譜を持ってきた。僕が押し切って、結局それ、2番目の曲が「Milord」に決まった。::
PiafはMoustakiを伴ってアメリカツアーをしたが、ツアー途中で二人は別れた。その後Piafはこの曲をレパートリーから外した。関係者からの強い説得でレコーディングされたが、結局Piafの体調も悪く、「Milord」のレコーディングが何とか成功したのはひとえにミキシングの成果だとされている。
Moustakiが語るEdith Piaf;
Moustakiが語るPiaf (2);

Piafが歌い、Margueriteがピアノを弾いている。MoustakiもMargueriteの左側に立っている。
Piaf Chante MILORD ;
Margeuriteがピアノを弾いている、楽しげに「Milord」を弾いている、全身で弾いている。なんて素晴らしい曲をこの人はフランス史に残したのだろう!
Bravo ! Marguerite! Bravo!

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://musiccrosstalk.blog7.fc2.com/tb.php/203-ce690170

«  | HOME |  »

2017-08

  • «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »

MONTHLY

CATEGORIES

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

Bruxelles

Bruxelles

FC2ブログへようこそ!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。